ソフトの使用方法について
パスワードが要求される
通常のご入力や操作において、パスワードを要求されることはありませんので、ご入力のセルや操作方法をご確認いただけますようお願いいたします。ご不明な場合は、お問い合わせフォームからご連絡ください。
原因は、ご使用のアプリケーションソフトとの不具合になります。現在、PDFMaker のアドイン、DropBox などをご使用いただいている場合に、表示されることを確認しています。帳簿の計算プログラムへの影響はありません。
原因と回避方法については、コチラのページをご覧いただけますようお願いいたします。
「読み取り専用」と表示される
原因と解除方法
- Excelを複数起動し、二重にファイルを開くと、「読み取り専用」の表示になります。
【対処方法】 ファイルを閉じ、Excel を再起動してください。 - ファイルの属性の設定が「読み取り専用」になっている場合。
CDなどに保存され、それをハードディスクにコピーした場合に起こります(Windowsの仕様です)。
【対処方法】 ファイルを選択して、右クリックしてプロパティを開き、〔読み取り専用〕のチェックを外してください。ファイルがフォルダに入っている場合は、フォルダの設定も確認してください。 - 前回ファイルを閉じる際に正常に終了していない場合、次にファイルを開くと「読み取り専用」と表示されます。
【対処方法】 タスクマネージャーを起動、プロセスタブを選択して、Excelのプロセスを見つけて強制終了させ、再起動すると直ります。詳しい対処方法は、以下のマイクロソフト社のオンラインページをご参照ください。
http://support.microsoft.com/kb/881210/ja
勘定科目の追加数
初期登録の勘定科目に該当するものがない場合は、「その他の経費(雑費)」で記帳いただくようになります。経営管理上、雑費と分けて、費用を管理される場合は、5つ以内でご使用いただけますようお願いいたします。
また、金額が大きい費用を「その他の経費」で記帳されると、税務署から(費用内容について)お伺いが入る場合があります。入力が1件であっても、金額が大きい場合は、費用内容が分かる科目名にて、(経費の)勘定科目を追加いただけますと幸いです。
※帳簿で管理する<事業用の口座>は、賃貸料など収入が入金される口座、または事業の経費の支払専用口座になります。仮に、個人口座から引き落としのクレジットカードを、事業で使用した場合、(仕訳は、「事業主借」で記帳になるため)、引き落としの個人口座を、「普通預金」の補助科目として管理する必要はありません。
消費税について
消費税の免税事業者は、「税込経理方式」で記帳となりますので、消費税込の金額になります。
消費税の課税事業者の場合は、<税抜経理方式>と<税込経理方式>から選択できます。選択は、事業主の任意になります。
国税庁タックスアンサー
No.6375 税抜経理方式又は税込経理方式による経理処理
No.6909 税抜経理と税込経理の選択適用(個人の場合)
No.6913 税抜経理と税込経理の併用と経理処理
また、 本ソフトには、消費税の自動計算機能(支払金額を本体と消費税に分けて記帳する自動機能)は付いておりませんので、ご入力は、<税込経理方式>のご選択を前提にしています。
消費税の簡易課税制度をご選択の上、<税込経理方式>でご入力される場合は、決算データの「収入金額(※)」を元に、消費税の「課税売上高」を求め、消費税の納税額を算出いただけます。
※住宅用の賃貸料は非課税のため、消費税の課税対象となる賃貸収入の金額を、別途計算いただく必要があります。
国税庁の「確定申告書等作成コーナー」をご利用いただきますと、設問に答えていくだけで、消費税の確定申告書を作成いただけます。
消費税を、<税抜経理方式>で記帳され、一般課税(原則課税)を選択される場合は、消費税に対応した会計ソフトのご使用を、ご検討いただけますと幸いです。
国税庁タックスアンサー
No.6505 簡易課税制度
No.6509 簡易課税制度の事業区分
国税庁・関連資料
消費税のあらまし(令和4年6月)
令和4年分 消費税及び地方消費税の確定申告の手引き 個人事業者用(一般用)
令和4年分 消費税及び地方消費税の確定申告の手引き 個人事業者用(簡易課税用)
簡易課税制度は、「収入金額(※) × みなし仕入率」で、控除額を計算するため、経費の消費税の把握が不要になります。不動産賃貸業の「みなし仕入率」は、40% です。
※住宅用の賃貸料は非課税のため、消費税の課税対象となる賃貸収入の金額を、別途計算いただく必要があります。
<税抜経理方式>を選択される場合
<税抜経理方式>で記帳され、一般課税(売上と経費の消費税から納税額を計算)を選択される場合、本ソフトでは、入力が2倍(本体価格/消費税)になります。
また、「家賃管理表」などの自動入力機能はご使用いただけなくなります。
記帳作業の負担が大幅に増えますので、消費税の自動入力および消費税の確定申告に対応した会計ソフトのご使用を、ご検討いただけますと幸いです。
パソコンの買換・Excel をバージョンアップした場合
- USB メモリ へコピーして移す
- One Drive などのオンラインストレージへアップロードする
- メールの添付ファイルで送信する など
※本ソフトは、Excelアプリケーションになり、通常のExcelファイルと同じような取り扱いになります。
ただし、Excelのバージョンが異なる場合は、(バージョン間の互換性の問題を回避するために、新しいパソコンにて)帳簿ファイルの初回起動時に、「名前を付けて保存」 を選択して保存し直してください。詳しい手順は、以下の項目をご覧ください。
ただし、Excel のバージョン間の互換性の問題を回避いただくために、次の手順で保存し直してからご使用いただけますようお願いいたします。
OS、Excel のバージョンによって、画面の表示内容と手順が異なります。該当するバージョンをご覧ください。
Windows 10/Excel 2019 で保存し直す方法
- 旧バージョンで入力した帳簿ファイルを、Excel 2019 で開きます。
- 画面上のメニューバーにある「ファイル」をクリックします。
- 左メニューから「名前を付けて保存」を選択します。
- 右画面へ「ファイル名」と、その下へ「ファイルの種類」が表示されます。
- 「ファイルの種類」へ、「Excel マクロ有効ブック(*.xlsm)」が表示されていることを確認して、「保存」をクリックします。
Windows 11/Excel 2021 で保存し直す方法
- 旧バージョンで入力した帳簿ファイルを、Excel 2021 で開きます。
- 画面上のメニューバーにある「ファイル」をクリックします。
- 左メニューから「名前を付けて保存」を選択して、「参照」をクリックします。
- 「名前を付けて保存」するダイアログが表示されます。
画面下の「ファイル名」と「ファイルの種類/Excel マクロ有効ブック(*.xlsm)」を確認し、保存先(ドキュメント、デスクトップなど)を選択して、「保存」をクリックします。
本ソフトのご入力中は、OneDrive の同期を無効にした状態で、ご使用いただけますようお願いいたします。
帳簿の印刷方法について
その際の操作方法につきまして、オンライン操作ガイドのコチラのページに掲載しておりますので、ご覧ください。
- Excel のメニューから「表示 > 改ページプレビュー」を選択してください。
- ブルーの実線で囲まれた範囲が印刷範囲、点線は自動的に設定された改ページの位置になります。
- 印刷範囲を変更する場合は、マウスで実線または点線を選択して、マウスポインタが「矢印マーク」に変わったら、変更箇所までドラッグします。
- 変更が終了したら、メニューから「標準」を選択します。通常の入力画面に戻ります。
- 変更後の印刷範囲は、「印刷プレビュー」ボタンをクリックすると、確認いただけます。
※メニューの「ファイル>印刷」を選択いただいても、印刷範囲を確認することができます。
その他
シェアウェア版(有料)には、「月次集計表」の機能があり、月毎に収入と経費の金額を把握いただけます。
個人事業は「所得税」の確定申告を行いますが、法人の場合は「法人税」の申告になります。適用される税法の違いや決算書のフォーム、提出書類などが異なりますので、法人用のソフトをご使用ください。
※決算データの作成(収入と経費の集計)に、本ソフトの帳簿作成機能をお使いいただくことは可能ですが、個人事業の申告年度は1月から12月に固定されているため、翌年のデータをご入力いただくと、同年の扱いになります。
法人税の申告(法人税申告書別表等)
法人税申告書・地方法人税申告書の記載の手引(令和3年版)
青色申告書の承認の申請書(法人用)
- 「今後、このプログラムに関する警告を表示しない」にチェックを入れて、「許可する」を選択してください。
- Internet Explorer を閉じて、再起動してください。

- Excelを起動すると、「最近使ったファイル」が表示されます。その中にファイル名があれば、クリックすると表示されます。
- ダウンロード時に、保存先を選択されなかった場合で、解凍後も(保存先を)変更していない場合は、エクスプローラーを開いて、「ダウンロード」フォルダ内を確認してください。
- 帳簿ファイル名(またはファイル名の一部)が分かる場合は、パソコンの「検索窓」へ 入力すると表示されます。
▼検索窓の表示方法
・Windows7: 画面左下の「スタート」ボタンをクリックすると表示されます。
・Windows8/8.1: 画面の右上隅または右下隅にカーソルを合わせると「チャームバー」に表示されます。
・Windows10: 画面左下の「タスクバー」に表示されています。