Windows11/24H2 のアップデートの不具合について
2024年12月23日 掲載
一部の環境で、不具合が発生
Microsoft社から、10月より配信が開始された、Windows 11 への大型アップデート24H2 において、一部の環境で不具合が発生することが、Microsoft社へ報告されています。
※本ソフトのテスト環境では、ソフトの基本操作について、不具合は確認しておりません。
不具合の内容
次のような不具合が、Microsoft社の「サポート コミュニティ」へ、報告されています。
- Widows 11/Excel 2016の使用で、一部の環境で、アップデート後、Excelファイルが開かなくなった。
- (法人向けの)セキュリティソフト「CrowdStrike Falcon Sensor」が導入されたパソコンで、Office アプリの動作が不安定になる。
- プリンター等、周辺機器との互換性の問題 等
OSのバージョンの確認方法
ご使用のパソコンの OSのバージョンは、以下の手順でご覧いただけます。
※Widows11をご使用でも、24H2 のシステム要件を満たしていない場合、Windows Update は実行されません。
- 「スタート」ボタンをクリックして、「設定」を開きます。
- 左メニューから「システム」をクリックして、右画面から「バージョン情報」をクリックします。
- 「Windows の仕様」の「バージョン」へ、表記されています。
回避方法
不具合が解消されない場合、アップデート前のバージョンへ戻すことで、回避いただけます。アップデートから10日以内(※)であれば、システムの回復機能を使用して、簡単に戻すことができます。
※10日を超える場合は、以前のバージョンの再インストール、初期化(工場出荷時に戻す)が必要になります。 詳しくは、Microsoft社またはパソコンメーカーのサポートにてご確認ください。
操作手順は、以下の通りです。
復元に失敗して Windows が起動できなくなることが希にあるため、必ずデータをバックアップしてから、行ってください。
- 「スタートボタン」をクリックして、「設定」を開きます。
- 左メニューから「システム」をクリックして、右画面から「回復」をクリックします。
- 「回復オプション/復元」の「戻す」をクリックします。
- 戻す理由を聞かれます。回答しない場合は[次へ]をクリックします。
- アップデートをチェックするか聞かれます。[行わない]をクリックします。
- 「知っておくべきこと」が表示されます。内容を確認して、問題がなければ[次へ]をクリックします。
- サインインのパスワードを確認して、問題がなければ[次へ]をクリックします。
- [以前のビルドに戻す]をクリックします。
- パソコンが再起動され、以前のバージョンへ復元されます。復元には時間がかかります。
関連情報/Microsoft
・Windows 11、バージョン 24H2 の既知の問題と通知
。バージョン 24H2 のWindows 11で解決された問題
・Windows 11、バージョン 24H2 の更新履歴
・バージョン 24H2 Windows 11の新機能